2020.01.11カテゴリ|ブログ
こんにちは。わたなべ動物病院看護師石原です。
今年からブログで病気やデイリーケアなどのことをお伝えできたらと思っております。
女の子で前の生理から1か月も経たず陰部から液体が出ていて、水飲む量が増えた・元気がないなどありませんか?
その場合、子宮蓄膿症の可能性があります。
その名の通り子宮に膿が溜まる病気です。
症状としては、陰部から膿が出る(出ない子もいます)、多飲多尿、食欲不振、元気消失、嘔吐などがあります。
避妊手術をしていない年寄りの犬に多く「ずっと来ていなかった生理が急にきた」という症状で来院されることも多いです。
犬だけではなく、少ないですが猫もなる病気です。
治療法は基本的には手術で子宮、卵巣をとってしまいます。
この病気は避妊手術(子宮及び卵巣摘出手術)をしていれば避けられる病気です。
子どもを望まなければ避妊、去勢手術を受けることをお勧めします。