2014.11.17カテゴリ|ブログ
こんにちは、わたなべ動物病院看護師の角谷です(^-^)
今日は猫ちゃんの行動学についてお話したいと思います。
猫ちゃんは一人が好きな動物?と思われている方も多いかもしれませんが、
社会を持ち、グループで暮らし、お互いにコミュニケーションをするそうです。
猫ちゃん同士の仲良しの行動は、お互いを舐めあうこと(舐める部位は首から上です)や、
身体を寄せて一緒に寝ることです。
撫ででいると最初は機嫌よくしていたのに怒ってしまう猫ちゃんは、首から上を撫でて
あげると良いようです。こたつに一緒に入っていても離れて寝ていると仲が悪いのかも
しれません。他に電気あんか等で暖かい場所を作ってあげるとストレスが減ります。
その際は低温やけどに注意が必要です。タオルでまくなどの対応をしてくださいね。
猫ちゃんにとって幸せな環境は、柔らかい寝るところがあり、隠れ場所があり、遊ぶことができる
こと等だそうです。猫ちゃんは人と遊ぶのが好きな子が多いので、一日に10~20分ほど遊んで
あげると満足する子が多いようです。
最後に爪とぎのお話を☆
猫ちゃんは爪の管理やマーキングの為に爪とぎをします。してはいけない所で爪とぎをして
困っているオーナーさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
対処法としては、爪とぎの素材を変えてみたり、床に置いてたのを壁に立てかけるなど方向を
変えてみること。爪を切ること。爪とぎをされては困るところにはアルミホイルを張ったり、両面テープ
を張ってみてください。アルミホイルや粘着面の感覚が嫌いな猫ちゃんが多いので、しなくなるかもしれません!
そしてすぐそばに好みの爪とぎを置き、その爪とぎでするようになれば、徐々に動かして場所を
移動してみてください。他にも猫ちゃんのフェロモン剤を用いることで、爪とぎを減らせる場合もあります。
なかなか簡単に問題は解消されないかもしれませんが、
猫ちゃんの行動でお悩みのことなどがありましたら、お気軽にお話いただけたら嬉しいです♪
もちろん他の動物さんでもお話しいただけると嬉しいです(^^♪
文責 角谷美佳