2014.10.14カテゴリ|ブログ
こんにちは。わたなべ動物病院看護士 長尾です。
先月受診した愛犬ムースのワンニャンドックの結果を少しご紹介させて頂きたいと思います。
9月20日で14歳になりました。
最近咳が良く出ており、高齢なので何か病気になっていないか、健康診断をしました。
検査結果で2つ異常がありました。
1つ目は気管虚脱 X線検査で気管の一部が細くなっていて、呼吸がしにくくなったり、咳が出やすくなるみたいです。
お散歩の時や寒くなるとたまに咳が出ていて、気管虚脱も原因の一つだと検査をしてわかりました。
気管虚脱はポメラニアンに多い病気で、お散歩の時は首輪だったのですが今は胴輪に変えてお散歩してます。
それだけで少し咳が減りました!薬も飲んで、大分調子がいいです!!
咳の原因が心臓病じゃないかと心配でしたが、心エコー検査で大きな問題も無く、少し安心しました。
2つ目は胆泥貯留 エコー検査で胆嚢内がエコーで白く映っていました。胆泥は液状の胆汁が泥状に固まった状態ということです。
悪化すると、急に元気・食欲がなくなったり、嘔吐、下痢、黄疸症状(尿が濃くなる、結膜・耳の皮膚などが黄色くなる症状)が起きることがあります。
今のところひどい状況ではないみたいです。お薬を飲んで悪化予防するのも一つ、悪化していないかどうかを少なくとも3~6か月に1回程度エコーを見るのも一つと言われて、経過を見ることにしました。
ムースはご飯を食べることが唯一の楽しみで、ご飯を用意するとワンワン鳴くので、もし食欲がなくなったりすると
すぐわかると思うですが、これからも気をつけて見ていこうと思っています。
ドッグドックの検査を初めてしたのですが、原因や治療法がわかり、少し安心できました。
最近元気がないな、高齢になってきたから心配と思っていらっしゃる方、ぜひ1回ドッグドックの検査を
してみて下さい!!
次回のブログは2番目の子をご紹介したいと思います(*^^*)♪
私の愛犬のご紹介が続くと思いますが、しばらくお付き合いお願いします(´・ω・`)
では次回お楽しみに~(^^)/
文責 長尾理奈